お家にあった防水工事の選び方!
お家に合った防水工事の選び方を紹介します。防水をしたい場所や状態に合わせて選ばないと、後々に不具合が出たりするリスクがあります。
例えば、同じベランダに防水する場合でも、洗濯物を干すだけならウレタン防水、BBQやガーデニングもしたいならFRP防水がお勧めです。
ウレタン防水は熱が加わったり、重い物を乗せたりすると劣化が進んでしまうためです。
このように用途に合った方法を選ぶと、劣化を少なく抑えられるメリットがあります。場所や規模、どのように使いたいかも考えて選びましょう。
【小さめのベランダ】
10㎡以下のベランダか、施工箇所が複雑な形状ならウレタン防水を選びましょう。
このくらいの小さめのベランダなら、防水材を十分に乾燥させやすいので、失敗なく綺麗に仕上げられるからです。
あまりにも広すぎると、十分に乾燥させられず後から不具合が起こる原因になります。
10㎡以下のベランダなら、ウレタン防水がお勧めです。
【複雑な形状や障害物の多いベランダ】
複雑な形状の場所や障害物が多いベランダなら、ウレタン防水を選びましょう。
なぜなら防水材が液体なので細かい場所までむらなく施工できるからです。
施工時に継ぎ目なく仕上げられるので、一度施工すれば隙間から水が入ってきてしまう心配がありません。
複雑な形状や障害物の多いベランダなら、ウレタン防水がお勧めです。
【耐久性重視の屋上やベランダ】
ベランダや屋上の耐久性を重視するなら、FRP防水を選びましょう。
衝撃や熱に強い防水のためです。特にガーデニングやBBQ等で上に物を置いたり人の出入りが多かったり、火を使う場合がある方におすすめです。
【障害物のない屋上】
マンションやビルの屋上で、床に固定されているもの(タンクなど)が少ないなら、シート防水を選びましょう。
一度に多くの面積を防水できるので、余計な日数やコストを掛けずに済むからです。
【人や車の通行がある屋上】
人や車が通る箇所なら、アスファルト防水がおすすめです。
道路工事でも使用されるアスファルトを積み重ねる工事の為、防水性だけでなく、重さにも耐えられる特性をもっているからです。
接着に使うアスファルトを溶かすための設備が必要となる場合が多いので、ビル・マンション等の大規模な建築物での施工がお勧めです。