塗装時期を逃すと起きる、2つのリスク!

塗装時期が分からず、最適な時期を逃すと2つの重大なリスクが発生します。

10年以上塗装をしない人も多くいますが、それは単純に塗装をすべきタイミングが分らない、塗装をしなかった時のリスクを知らない人がほとんどです。

 

【塗装時期が遅れ続けると、余計な修理費が掛かる】

塗装の時期はまだまだと思っていると、いつの間にか修理しなくてはいけない箇所が増えて、塗装費+修理費で余計なお金がかかってしまう可能性が高くなります。

これは、適切な時期に塗装をして家を保護しなかったことにより、守られなかった部分がひび割れなどを起こして、修理しないと塗装できない状態になってしまうからです。

 

 

サイディングが完全に割れてしまった、また剥がれ落ちてしまった写真です。

こうなると、塗装では直せないため、傷ついたサイディングを剥がしてから新しいものに張り替える必要があります。

張り替えは手間も材料費もかかるため、一気に工事費用が高くなります。

本来100万円だった塗装工事も、修繕改修を含めて200万300万円以上の工事になってしまう事があるのです。

 

【塗装の時期を逃し続けると、家が短命になる】

塗装をしないままでいると、メンテナンスコストが高くなるだけでなく、家自体の寿命が短くなってしまいます。

塗装の本来の目的は「防水機能を保ち、家を守る」ことだからです。

適切な時期に塗装をすれば防水機能が保たれるはずですが、また今度…まだ早いしその内…と自己判断している内に、家の躯体まで傷めてしまう場合があります。

躯体までダメージが進行すると、家自体が長持ちしなくなり、本来3世代持つような良い家でも1世代で終わってしまうかもしれません。

 

※専門家の定期点検で塗装時期を見極めよう!

まだ何か不具合が出ている訳でもないのに…という場合は、すぐに塗装をしなくても大丈夫です。

但し、定期的な点検は専門業者に依頼して実施しましょう。

劣化症状の中には、自分の目に見える雨漏りや外壁のヒビ割れの他に、専門の知識がある人が隅々までチェックしないと見つからない様な、初期の傷み(初期症状)があります。

初期の傷みであれば、小さな段階で補修しておく事で傷みの広がりが抑えられるので、塗装の時期自体を先延ばしにすることも可能です。

今特に何も症状がないという場合は、1年に1回の定期点検をすることで、実際に塗装をする期間を見定める事ができます。